捏造して自虐したいのは一体どこの中山さんですか?

中山成彬議員の国会質疑動画が消されただなんだで騒がしいが、はっきり言って何周遅れの話をしているのだ、という話である。
 
朝日の記事が適当だの根拠レスだのそんな話はとっくの昔に本質から外れている。まして強制性の有無といった話も現在進行形の問いかけの本質から外れている。

「私は中国や韓国が「歴史を直視して未来志向で」という決まり文句に我慢がならない。これは、日本が侵略国で中国や朝鮮に多大な被害をもたらし、従軍慰安婦や南京事件は実在のものであるということを確定した上で、だから日本は永久に中国や朝鮮に謝罪し続けなければならないという事を言いたいのだ。

 これらのことを捏造したのが日本の朝日新聞であり、拡げたのが日教組であり、情けないのは、それを許したのが自民党であるという事だ。 私は、日本維新の会の議員として質問に立ったが、自民党ではなかなか言えないことも言えたという意味で、私が維新の会にいることの意味もあるのかなと思う。」
早く自虐教育をやめさせないと 
今回は南京事件の是非には触れないが、「従軍慰安婦は実在のものであるということを確定した上で」の部分に至っては、中韓でなくとも破廉恥極まる文言であろう。
その成果に賛否はあろうが一定の国際評価を得ているアジア女性基金に際し、「朝鮮半島出身のいわゆる従軍慰安婦問題について」(平成四年七月六日 内閣官房内閣外政審議室)において防衛庁(当時)、外務省を中心に130件強の資料を各省庁から発見し、結論として「従軍慰安婦問題に政府の関与があったことが認められた」と結論付けているのは、他ならない「日本政府」である(ちなみに資料として出されたものは警保局や内務省関係が多い)。
河野談話についての是非はあるが、「いまあの河野談話について、慰安婦問題にそもそも反対する人たちが、とんでもない談話を出した、けしからんと言って、だれがどうしたというようなことを言うのですが、あの表現は官邸のなかでみなで相談して、最終的に決めたものなのです。当然外務省、厚生省、労働省など、関係する省庁には全部連絡して決めたわけですから、あれは内閣の意思でして、特定の人の意見ではない。内閣の責任で出した談話だということは間違いありません。」とは石原信雄の談である。
ちなみに石原信雄は「通達とか指令とかという文書的なもの、強制性を立証できるようなものは見つけられなかったのですが」と前置きした上で、元慰安婦と言われている人へのヒアリング結果を検討し、「それらを念頭に」河野談話を作成したことを証言している。
 
つまり、このアジア女性基金や河野談話を巡る一連の過程の中で、「軍・政府による強制性の直接的証拠の有無」などは、日本政府の公式見解に至る過程としてその証拠を問うていない。上に挙げた外政審議室の公表文書の結論過程は、元慰安婦の証言とは別に元軍人関係者の証言を広く集め、また「大日本政府諸機関および地方行政府またはその当事者」の各種文書を検討した中での結論であり、この段階で「証言の信憑性」の強度にかかわらず、既に一定の責任を認めているのであって、「強制性」という言葉の「虚構性」などは問題の末梢に過ぎず、その待遇・実態において「人権上」「人道上」問題があったかなかったか、という点が焦点であり、既に日本政府は基本的スタンスとして公に「認めている」ことになる。
ちなみに外政審議室の資料検討の中には朝鮮半島のみならず出身地として「日本」も当然のように含まれている(内地で準備した女子の移送に関する文書も公表されている)。
従軍慰安婦そのものに対する否定ということそれ自体は、半島籍・台湾籍(当時)のみならず、関係した日本本土籍の人に対しても、また否定することになろう。
 
自分個人としては、いわゆる軍が強制的に集めた事例もあるとされる対中開戦後の戦地における現地調達された慰安婦と、大日本帝国領域における募集対象(もしくは半ば割り当てのようにして圧力化した例)については、前者を戦時犯罪、後者を国内法違反もしくは違反黙認等の事案として峻別して構わないとは考えるが、とはいえ「実在のものであることを確定した上で」などと否定して嘯く行為は、日本政府が行ってきた政策・公表物・声明等を含めての全否定行為であると捉えるし、中山氏もそれを否定はしないような書きぶりだが、そうであるならば、上記の政府公表文書等において、戦前の官公庁関係文書に対して、それを間接的証拠として扱っている以上、否定して掛からねばなるまい(それらの中には慰安婦否定論者が好んで使う「悪徳業者取締り」に関する通達なども含まれる)。
議員の一部や政府の一部がコミットしたものではなく、石原証言にもあるように政府全体、関係各省庁をも横断した上で出されたものを、である。
これらの河野談話・アジア女性基金などの一連の政策・施策が韓国政府・韓国国民に対して思うような効果を上げてこなかったことは事実であるが、韓国側の度重なる「批難」の動機として挙げられるものが、そのような「一度は相応の容認をした」と捉えられるものを、すぐさま「否定」する大臣やら議員やらが後を絶たないことであり、その点で「日韓基本条約」と請求権協定で解決済みなのに、それを反故にして蒸し返して、というのは、「どの口が言うんだ」という話にもなる。
 
新たに賠償なり補償を行うべきか、という点については別途検討の余地があるとはいえ、「いつまで謝罪しなければならないんだ」という問いに対しての「いつの言葉がうわべじゃない謝罪なんだ」という問われ方をさせているだけの要因を、中山氏の言動のような枚挙に暇がない行為が生み出している。もちろん「心からの謝罪」などという抽象的文言が「何を以って」という点において、どうしようもない規定不能性を持っているとはいえ、「あれが謝罪だよ」と言い返すほど、果たして「心からの謝罪」を拒否する側が過去の経緯、それに伴い公表されてきたものについて、認識があるのかどうか甚だ怪しいものである。
打ち止めにしたいなら、せっかく多少なり国際評価を得ているものや、日本政府が過去政府が出した文書類等を根拠としてまとめた結論を頭から否定して「愛国者」面するのはせいぜい止めるべきだし、それら基金や談話は一連のものとして行われた以上、それに付随して協定されたフィリピンやインドネシアへの各種支援事業も全て「捏造根拠にしたからやっぱりあれは過ちでした」と言えるのか、という話である。
この問題は「対韓政策」といった矮小な次元の話では、決してないのである。
ちなみにアジア女性基金の受け取り者には「橋本総理大臣」の手紙までついている。
それらも否定して回るのでしょうか。
「それを許したのが自民党」とはよく言ったもので、そこまで全部否定するのであれば、その覚悟がおありなのでしょうが、はっきり言って「日本国の体面を真正面から叩き潰す売国奴」とは一体誰のことなのか、胸に手を充ててよくよく考えてみてはいかがでしょうか。

もちろん「千年経っても被害者」や「まるで信憑性のない証言」などは無視しても構わない部類の話にはなろうが、「大日本政府関係省庁」が印まで押して保管していた文書をどこまで否定するのか。相手に対して「いくら謝罪しても意味がない」「恥知らずにも歴史をネタにゆすりにくる」そういう文言はよく見られるが、それを筋論・道義論から否定するのであれば、こういった恥知らずの輩こそまず否定すべきではないのですかね。相手の国ではない、「自分の国の連中」なわけで。

「過去を清算し未来志向で」とは、彼の国から言われるまでもなく、まず本件のような国内の「過去否定(戦前否定、ではない)」にこそ問われるべきだろうし、その意味は他ならない「日本政府の積み重ねを全否定する」行為そのものが、過去評価を得てきた政策・施策においてさえ、特定の一部の国に対する感情的反発故に、それを認めてくれた他の国をも巻き込んで否定していくことになる、という点を重々承知すべきで、その上でなおそのような言動を繰り返すのであれば、それこそ「同年代で日本の歴史を語り合うとき、意気投合できてこそ日本人としての一体感が生まれるというものだ。」(上記ブログ)というときの「日本人としての一体感」など、「日本人として御免蒙る」という話である。そんな一体感など不要どころか害悪に過ぎない。

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捏造して自虐したいのは一体どこの中山さんですか?」への18件のフィードバック

  1. 小林 常宏

    あなたの考えの決定的な間違いは、従軍慰安婦のことを言っているがその内容がどうかに言及していないことである。
    従軍慰安婦は存在したが日本軍が強制連行したかが問題であって、現在の戦争でも従軍慰安婦は存在しているということである。
    これの存在がなければ韓国兵がベトナムで行った強姦行為と同じものががより多くそんざいすることになる。
    本質を語らなければ何の発展もない。
    元寇について語れば、中共・韓国がこれについて謝罪した?
    このように昔をたどれば民族間で色々と虐殺の歴史がある。
    それらをどのように考えるかである。
    そういったことを有耶無耶にして歴史認識云々は如何なものとお考えでしょうか?

  2. 「強制連行したかが問題であって」
    って、上読んだ?公文書読んだ?公表資料(日本政府所蔵文書)読んだ?
    断言するが読んでないでしょ?
    現在の戦争でも存在している?
    してたからなんですの?
    韓国がどうなの?
    韓国は認めてないよね?
    でも日本政府は「認めた」の。
    読んでる?
    元寇?
    意味わからんし。
    そんな話誰がした?
    元寇まで遡るの?
    じゃぁ秀吉のアレは謝罪すんの?
    百済の件はどうすんの?
    民族間で歴史問題やら紛糾問題はあるよ。
    隣国間であればなおさらあるさ。
    で?
    あ~、そうだね、韓国から盗まれた「かもしれない」仏像は?
    少なくとも自分は近現代国家の話しかしてないよ。
    国際法という、たとえそれが強国大国のそれだろうが曲りなりもできあがった後の話しかしてないよ。
    その上で、必要であれば東京裁判批難はしよう。
    しかし、本件で元寇とか持ち出す阿呆も極まる不勉強に「歴史云々」とか言われる筋合いはないね。
    どんだけ歴史を学んだ?
    どんだけ公表文書を読んだ?
    どんだけ条約文を読んだ?
    どんだけ戦前公文書を読んだ?
    読んでないだろ。
    読んでるなら読んでるなりにもう少しマシなこと書けよ。
    いくらでも聞いてやるし、その返答にエントリーも書いてやるよ。
    そのくらいの労は惜しまないさ。

  3. どの位置から語ってんのこの人は?
    結構いるよね、いい人ぶりたい、いいこと言ってるでしょみたいな人。こういう人は全く信じれないし軽蔑したくなるね。

  4. はなちゃん

    公文書読んだYO!
    強制連行はないっすYO!

    朝鮮半島出身者のいわゆる従軍慰安婦問題に関する
    加藤内閣官房長官発表
    平成4年7月6日
    http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/kato.html
    「慰安所の設置、慰安婦の募集に当たる者の取締り、慰安施設の築造・増強、慰安所の経営・監督、慰安所・慰安婦の街生管理、慰安所関係者への身分証明書等の発給等につき、政府の関与があったことが認められたということである。」

    いわゆる従軍慰安婦について
    内閣官房内閣外政審議室
    平成5年8月4日
    http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/pdfs/im_050804.pdf
    「(7)慰安婦の募集

      慰安婦の募集については、軍当局の要請を受けた経営者の依頼により斡旋業者らがこ れに当たることが多かったが、その場合も戦争の拡大とともにその人員の確保の必要性 が高まり、そのような状況の下で、業者らが或いは甘言を弄し、或いは畏怖させる等の形で本人たちの意向に反して集めるケースが数多く、更に、官憲等が直接これに加担する等のケースもみられた。」

    河野内閣官房長官談話
    http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/kono.html
    「慰安所の設置、管理及び慰安婦の移送については、旧日本軍が直接あるいは間接にこれに関与した。慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。」

    「官憲等が直接これに加担」は以下が該当するという認識のもよう
    安倍首相の「慰安婦」問題への認識に関する再質問主意書
    平成十九年四月十日提出 質問第一六八号 提出者  辻元清美
    http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a166168.htm
    「(A)一九四三年三月にジャワ島ブロラで二〇人のヨーロッパ人女性を日本軍が監禁・レイプしたケース(B)一九四四年一月、抑留所からマゲランの慰安所に女性たちを暴力的に拉致したケース(C)一九四四年二月、抑留所からスマランの慰安所に女性たちを暴力的に拉致したケース(D)一九四四年四月、スマランで女性たちを逮捕し、スラバヤやフローレス島の慰安所に移送したケース」

    • うん、そうね。
      だから「強制連行」が焦点じゃないよね。
      その上で、「慰安婦問題に政府の関与があったことが認められた」ことに対して日本政府は謝罪してるの。
      「強制連行があった」ことに対してじゃないの。

      • はなちゃん

        正確に日本語の文章構造を読みましょう。
        「慰安婦問題に政府の関与があったことが認められた」ことに対して日本政府は謝罪していない。

        お詫びしているのは以下の部分
        河野内閣官房長官談話
        http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/kono.html
        「いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる。」

        従軍慰安婦として働いた結果、苦痛を経験したことについてお詫びしている。

        関与については以下の部分
        朝鮮半島出身者のいわゆる従軍慰安婦問題に関する
        加藤内閣官房長官発表
        平成4年7月6日
        http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/kato.html
        「慰安所の設置、慰安婦の募集に当たる者の取締り、慰安施設の築造・増強、慰安所の経営・監督、慰安所・慰安婦の街生管理、慰安所関係者への身分証明書等の発給等につき、政府の関与があったことが認められたということである。」

        上記の関与については感謝されることはあっても、こちらから謝罪するような筋合いのものではないことは読み取れるでしょう?

      • そうね、「感謝されることはあっても、こちらから謝罪するような筋合いのものじゃ」なければ、「政府の関与」は謝罪には含まれないよね。
        で、加藤談話と河野談話の間に(というか河野談話と同時に)公表された資料には「業者らが或いは甘言を弄し、或いは畏怖させる等の形で本人たちの意向に反して集めるケースが数多く、更に、官憲等が直接これに加担する等のケースもみられた。」との記載もあり、それらを含めて「政府の関与」なんだが、これは感謝されるものなの?

  5. 既に本件は韓国の要求と、国際社会が問題視していることを分けて考えて良いステージに着ているんだよね。そゆ意味では中山某も本ブログも古臭いんだよ。国際社会が問題にしているのは人身売買の放置なの。それが当時合法だったとしても、アメリカが当時合法だった黒人奴隷の問題で謝罪したように人身売買を当時合法とした事自体が誤りだったと謝罪すればいいだけ。最大の被害者は日本人女性だしな。その上で現在多数の強制的な性奴隷を日本やアメリカに輸出している国家を道義的に非難するのが吉。アメリカでも問題になってるんだから。

    • 人身売買と人身拘束が問題なのはその通りだと思うよ。
      方向性としてもその方向でいいと思う。
      まぁ最終的にどっかを非難することを目的にするかどうかはひとまずおいておくとして、ちゃっちゃと必要なことを済ませて道義的優位を確保すべき、という点については同意するよ。

  6. 要は、日本政府として、「証拠はともかく公式に認めることにした」のだから、政府や議会の人間が公の場で蒸し返すべきじゃないという話ですか。
    それはよく理解できます。
    でも、それに対して「『証拠はともかく』はないだろう。ちゃんと精査して、必要なら公式見解を見直しすべき」という考え方が出てくるのは当然だと思います。
    この問題では日本が悪く言われるのですから、もしそこに根拠が無いという確信があるのだとしたら、何とか前言撤回できないかと考えることは、日本人なら誰でも理解できると思います。
    一旦吐いた公式見解を修正するデメリットに見合わないのだから見直しの議論さえすべきじゃない、とクールに考えられる人ばかりで無いでしょうし、修正するしないによるメリット・デメリットの見積もりも人それぞれです。

    じゃあお前はどうなんだと聞かれると、見直すべきかせざるべきか、僕としては「もしトータルで少しのマイナスだったら、見直した方が良いなあ」という程度であって、その見積もりは専門家に任せます。そこはこのエントリの本筋じゃないし。

    ただ、仮に見直すことになったとしても、理想を言えば、それは決定事項としてぽっと発表すべきで、その途中の議論を議会で延々とやるのは確かに宜しくない。
    確かに宣伝効果はあるし、なかなかテレビなどで出てこない話を堂々とやるというのは痛快でもありますが、身分と舞台を世界の目に晒しながらの事ですからね。
    見直しの支持を広げたいなら、議員さんお得意の「勉強会」の中で訴えて貰うのが良いのでしょうね。現在の公式発表で全てとは言わないまでも色々なことが上手くいっているのでしたら、それをひっくり返すことが決定したどころか、まな板の上にも乗ってないのに公に揺さぶっては国益に反しますし。

    中山氏が「自民党の時には言えなかった」というのは、発表した当の本人だったからではなく、いやそれも勿論あるでしょうけど、そういう国益に対する責任感から自民党は表に出さない議論の仕方を取っていたんだと思います。

    • 「証拠はともかくとして」というところは語弊もあるかもしれませんね。自分の文章がひどいのが問題でしょうが(苦笑)
      日本政府が過去に謝罪をしたのは「強制連行」ではなく「慰安婦」という存在に対して、慰安所とその運営等にあたり政府機関(軍等)があったり、また恫喝や圧力に近い形で(強制連行と呼ぶかは判断が分かれるでしょうが)、官憲が関与する形での人員集めが行われた事例があったことなどを踏まえ(それらは公文書で証拠が残っている)、「政府の関与があった」ことを認め、謝罪しているので、「人狩りにあいました」みたいな証言の信憑性の是非は当然精査されるべきです。「慰安婦」という問題と「強制連行」という問題とは、意図的に混交されることがありますが、前者に対して後者は「公文書がない」という点においてしばしば「広義の強制性」「狭義の強制性」と呼ばれる別の争点を作ってみたりもしていますが、そもそも上述のように政府が認めたのは「強制連行」ではなく「慰安婦待遇の人道的問題」や「当時においても不法として処断され得る可能性のある事案」について「政府機関が関与していた事例がある」という点を根拠としているため、「強制連行は幻だった」等の話は本質ではないのですよね(もちろんまったく無関係とは言いませんが、日本政府が焦点としたところは本質的にはそこではなかったことは石原信雄の回想からも見てとれます)。
      もちろん見解作成の過程でその論拠に問題があれば、修正されるべきでしょうし、別の見解も構わないでしょうし、それを否定する理由もないと思います。
      一方で、「慰安婦の存在を実在のものであると確定した上で」といった、それそのものを否定する言動については、少なくとも日本政府の見解作成過程における資料(公文書)の存在・内容からして「実在のものであると確定して」いるわけで、それについての否定を行いたいのであれば、それは当時発見された諸資料から別の結論を導くか、そうでなければ資料の信憑性を覆すか、またはまったくそこを無視していくか、しかないわけで、少なくとも日本政府が行った例の施策とその前提となった判断について、覆すに足るそれらがあるようには、現状では到底思えません(もちろん、朝日の植村氏の記事はいい加減もいいところで内容の少なくない部分が否定されているわけですが、日本政府はそんなものを「根拠」にしたり、はたまた「洗脳された世論」を「根拠」にしたり、といったことはないわけで、相応に調べて自国の公文書や関係者からも慎重かつ広範に論拠を揃えた上で、「その範囲で」謝罪をしているわけで、実際「河野談話」自体も「強制連行」という意味での「強制」は使用しておらず、「慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった」という表現はあくまで「慰安婦になった後の環境に対しての身体拘束性」として行われているわけで、信憑性の薄い話に正当性を与えるような表現は慎重に避けられています。
      「朝日が作り日教組が広げ自民党が認めた」という内容については、少なくともそれらを勘案する限り、当時の自民党政権関係者と政府関係者に対してかなり侮辱的言葉であると思います。もちろんこれらが韓国等を対象とした一部の国に対しての政治的効果を挙げ得なかった、という点があるにしても、です。

  7. 立ち位置?
    どうでもいいんじゃない?
    いい人ぶりたい?
    まぁそう思うんなら思えばいいんじゃない?
    軽蔑して頂くのは構いませんよ、あなたの自由ですし。

  8. 何か必死だね、この人。
    必死過ぎて小林 常宏さんのコメントを理解できないみたいね。
    小林 常宏さんは、「問題は強制連行があったかどうかだ」と言っている。それに対して「〇〇読んだ?」ってまったく的外れ。
    答えるなら、「強制連行がなくても、これこれこういう事が問題だ」と言わないと。
     この問題の端緒はご存じ吉田清治による“強制連行”。(それ以前にも話としてはあったが)。“強制連行”だから問題になった。だが、(朝鮮半島では)強制連行の証拠がない事が分かり(吉見教授が明言)、女性は厭々だったのだから狭義の強制だとか、女性の尊厳を傷つけるものだとか、問題を拡散していった。ブログ主さんはどの段階のどういう事が問題だとお考えですか?

    あっそうそう河野談話を絶対視するの止めましょうよ。河野談話に問題提起しているのですから。橋本市長が証拠が見たいと言ったのに国家公務員一般労組がこれが証拠だとばかり出したのが河野談話。トンチンカンなのが分かるでしょ?

    • 理解できてますよ?
      日本政府の談話は「強制連行」に対して出された談話じゃないって話してるの。
      そんなことは「直接的証拠(公文書)などは見つけられなかった」って話は日本政府関係者自身が当時から話してるじゃない。
      いまさら「強制連行の証拠はないんです、うそなんです」って証拠がないのは当時から言われてたの。
      河野談話もその上で作られてるの。
      女性の尊厳が問題の拡散であるなら、身体拘束性は本件に限らず問題にならないでしょうね。奴隷拘束万歳でありますよ。
      それと公務員労組はどうでもいいです。橋下市長も本件に関係ないでしょ。労組が持ち出したから頓珍漢な内容である、ということにはならないわけで、それが通るならどんな話でもできましょう(労組が少なからずアレなのは理解してますよ)。

  9. はなちゃん

    強制連行してセックススレイブとして強制労働させられていたわけではない、ということが明確(争点になっていない)なので以上終了なのですが、なんとなく終わりが気持ち悪いのでコメントを残します。

    返信の返信の返信が出来なかったので仕切りなおし。
    というかだんだん論点がわからなくなってきたので、仕切りなおして欲しい。
    何を主張したいのかを明確にして欲しいところ。

    「強制連行」してないよ
    →「強制連行」が焦点ではない。
     「慰安婦問題に政府の関与があったことが認められた」ことに対して日本政府は謝罪してる。

     「慰安婦問題に政府の関与があったことが認められた」ことに対して日本政府は謝罪していないよ
     →無視
    これについてはご自身の間違いを認めたってことでOK?

    日本政府の関与は以下のとおりで感謝されてもいいくらいよ
    「慰安所の設置、慰安婦の募集に当たる者の取締り、慰安施設の築造・増強、慰安所の経営・監督、慰安所・慰安婦の街生管理、慰安所関係者への身分証明書等の発給等」
    →「業者らが或いは甘言を弄し、或いは畏怖させる等の形で本人たちの意向に反して集めるケースが数多く、更に、官憲等が直接これに加担する等のケースもみられた。」との記載があるがこれは感謝されるもの?

    業者は日本政府とは関係なし
    「官憲等」が意味していることは、質問主意書でも明確にはなっていないが以下が該当すると思われる。
    http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a166168.htm
    (A)一九四三年三月にジャワ島ブロラで二〇人のヨーロッパ人女性を日本軍が監禁・レイプしたケース
    (B)一九四四年一月、抑留所からマゲランの慰安所に女性たちを暴力的に拉致したケース
    (C)一九四四年二月、抑留所からスマランの慰安所に女性たちを暴力的に拉致したケース
    (D)一九四四年四月、スマランで女性たちを逮捕し、スラバヤやフローレス島の慰安所に移送したケース
    いずれにしても正式な命令書があって実行されたわけではない。
    事件事故の類で1000年謝り続けるような内容ではない。

    • 全般的に意味がわかりませんが。
      1:「慰安婦」の待遇に問題があったこと、その待遇が存在した場所の運営に「政府」が関与したこと、をそれほど切り離せるのですか?
      無視しているわけではなく、そのロジックの整合性について納得も理解も全然できないのですが。
      そのような待遇がなされている施設の運営に政府機関・関係者が「関与」していたことについて「感謝」されるの?正式な命令書がないだけで?
      問題は「命令書の有無」ではなく「実態としてどうだったか」であって、それに対して「全く責任無しで済むのか」という話なわけですが。
      少なくとも自分の知る限り「感謝されてもいいくらい」という内容に対して「感謝された事例」も知らなければ「感謝されても良い内容・事項」とされている事例も全く無いわけですが(性病管理してたからいいだろ、員数管理してたからいいだろ、といった市井の言説は別として政策・政治レベルもしくは学術研究レベル)。
      「業者は日本とは関係なし」ってその後に挙げている事例は「命令書の有無に関わらず」犯罪として処断されるべき事例であって、それが戦争犯罪もしくは国内法違反で裁かれていない、被害者補償がなされていないのであれば、何らかの申し立てが出てもおかしくないのであって、あれだけ広汎に慰安所が展開されたことから、それだけの数例であるとは到底思えないし、河野談話の謝罪対象は「そのような具体的個別事例ではない」ことは石原回想でも明らかですよ。
      追伸)1000年謝罪する内容でないことは同意ですし、あのお隣の表現は常軌を逸していますが、それは本件とは関係ありません。

      • 2:以下は略

      • はなちゃん

        仕切りなおしてくれないのでセルフ仕切りなおし

        「そうね、「感謝されることはあっても、こちらから謝罪するような筋合いのものじゃ」なければ、「政府の関与」は謝罪には含まれないよね。」

        とのことなので「政府の関与」はご自身で問題視されていないと発言されている。

        官憲等については、ご自身の発言通りにリンクの公文書を読めばわかりますが、以下のようにCのケースについてはBC級戦犯としての判決を受諾していることが示されています。その他のケースについては不明ですが、軍規違反なので何らかの処罰があっても不思議ではありません。
        「 なかでも(C)のケースは「スマラン慰安所事件」として知られており、バタビア臨時軍法会議で、現地日本軍部隊が抑留所にいる若い女性を暴力的に拉致して慰安所に入れたとして、死刑判決が下されている(起訴理由概要「スマラン幹部候補生隊長として同隊附軍人及び同隊附勤務市民が昭和十九年三月及び四月「スマラン」の各収容所及び「アンバラワ」の収容所に抑留されありし約三十五名の婦人を慰安所に宿泊せしめ売淫を強制し強姦し又不当に取扱った責任」)。当該事件については、オランダ人のジャン=ラフ=オハーン氏が、二〇〇七年二月一五日の米下院外交委員会公聴会で、「日本軍の将校に連行され、慰安所で性行為を強要された」と証言している。日本政府はサンフランシスコ平和条約第一一条「日本国は、極東国際軍事裁判所並びに日本国内及び国外の他の連合国戦争犯罪法廷の裁判を受諾し、且つ、日本国で拘禁されている日本国民にこれらの法廷が課した刑を執行するものとする。」によって、BC級裁判に当たるこの判決を受諾している。」

        下記の政府の関与に対して、誰に対して何の責任が発生し、誰に対してどういった謝罪、賠償する必要があると思われているのか?を明確にしてほしいです。
        そしてその根拠となる国際法、条約もあれば示して欲しいです。
        「慰安所の設置、慰安婦の募集に当たる者の取締り、慰安施設の築造・増強、慰安所の経営・監督、慰安所・慰安婦の街生管理、慰安所関係者への身分証明書等の発給等につき、政府の関与があったことが認められたということである。」

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